
「IBARAKIネイティブコミュニケーションサポーター」と歩む新しい交流のかたち
茨城県では外国人の方々が安心して暮らせる地域づくりを進めるため、「IBARAKIネイティブコミュニケーションサポーター」制度を導入していることをご存知でしょうか。ここでは昨秋この制度を広く知ってもらうために開催された多文化交流会の様子をご紹介します。参加者同士が料理や遊びを通じて交流し、生活上の不安を共有することで生まれたつながりや、地域社会への広がりの可能性がそこにはありました。
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「IBARAKIネイティブコミュニケーションサポーター制度」とは
茨城県は2024年1月に「IBARAKIネイティブコミュニケーションサポーター」という制度を創設しました。県内で学び、働き、生活する外国人の方々が安心して日常を過ごせるように、外国人コミュニティなどで活躍されている方を「IBARAKIネイティブコミュニケーションサポーター」として認定する制度です。サポーターは生活の困りごと相談や、県からのお知らせ・地域の生活ルールに関する情報提供等を母語で担う活動をおこなっています。茨城県では24の国と地域からの87人のサポーターが、21の言語で活動しています(2025年9月18日現在)。
しかしまだ茨城県で生活するすべての外国人にこの制度が認知されているとは言えないのもまた現実です。
そこで、「IBARAKIネイティブコミュニケーションサポーター」の存在を広く知ってもらうことを目的として外国人親子多文化交流会が、昨秋3回にわたって開催されました。この交流会は、茨城県在住の外国人親子を対象とした親子交流会「23RD親子学堂」の運営実績をもつ(株)LEIDEASがそのノウハウを活かし実施されたもので、アジア系外国人親子を中心に、のべ5ヶ国50名以上の方が参加しました。
提供される各国の料理に舌鼓を打ちつつ、自己紹介や何気ない雑談に花を咲かせる中で自然と普段の生活における困りごとや悩みなども会話の端にあらわれます。こうした「不安の共有」も地域コミュニティからの孤立化を防ぐ観点からも重要です。もちろんこの交流会にも4名のサポーターが参加したので、今後の丁寧なフォローによってより安心した生活がおくれることでしょう。

多文化交流会が生み出したつながりと地域への広がり
また「外国人親子多文化交流会」という名称もあって大半が小さな子供連れでの参加でした。そのため子供同士でも楽しめるゲーム・レクリエーション(折り紙やお絵描き・水あめ作り等)が用意されただけではなく、会場となった「23RD studio」近くの保和苑散策やザリガニ釣り等のイベントもあり子供たちも大盛り上がり。地元との協力もあり、自然と地域の子供や大人と交流が生まれました。こうしたことの積み重ねが外国人や若者の地域社会への参加のきっかけとなり、その活性化を促進するはずです。現に(株)LEIDEASが「23RD studio」を構えて以来、各種交流会やイベント等を通して、周辺で遊ぶ子供のにぎやかな声があきらかに増えたように感じます。単なる外国人同士の交流会で終わらず、既存の住人との互恵関係がこれから一層深まることを期待して止みません。
交流会後のアンケートの結果では「今後開催があればまた参加したい」という希望が多数あったとのこと。主催担当者も「より多様な国籍の参加者を増やすため、内容や広報をさらに工夫したい」と意欲を語ってくれました。IBARAKIネイティブコミュニケーションサポーター制度の認知向上と、茨城県で暮らす外国人の地域社会を含めた交流の活発化のためのさらなる活動を応援したいと思います。サポーター制度や活動の詳細が気になる方は、ぜひホームページやSNSをチェックしてみてください。

IBARAKI ネイティブコミュニケーション サポーター制度
茨城県公式ホームページ
https://www.pref.ibaraki.jp/seikatsukankyo/josei/kenmin/supporter.html
LEIDEASが主催する交流会等のイベント情報やその他活動のお知らせ
23RD studio公式インスタグラム
@23rdcreativetown
https://www.instagram.com/23rdcreativetown/


















