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23RD studio初参加!大盛況の「三夜さん 末広まつり」

3年ぶりに開催された「三夜さん 末広まつり」

水戸市保和苑横の名刹、桂岸寺。
江戸の昔より「さんやさん」の愛称で親しまれ、「霜月三夜は逃げても詣れ」ということわざが残るほど。

9月4日(日)、この桂岸寺にて「三夜さん 末広まつり」が3年ぶりに開催されました。

かつて参加者の高齢化などを理由に中止されていた「二十三夜尊 納涼祭」。
地元の有志たちの尽力により2013年に復活後、現在の名称に名を変え、この時期の風物詩として多くの方に愛されているお祭りです。

コロナ禍の影響により過去2年は中止を余儀なくされましたが、今年は無事に開催となりました。

朝早くから準備が始まった境内のいつもと違う景色

23RD studioも末広まつり開催に協力

本年より桂岸寺の「おとなり」に23RD studioを構えるというご縁をもった黄磊代表は、末広まつり実行委員の一員として活動に参加しました。

「地元の皆さんの輪の中にいれていただいて、私自身何ができるか分からなかったですが、町を元気にする仲間になれたらとても嬉しい!そういう想いで活動しています」と黄磊代表は言います。

事前の会合や各種準備からビラ配りまで精力的におこない、23RD studioを資材の一時的な倉庫やスタッフ・ボランティアの休憩室・待機所としても開放しました。また当日は会場テントに中華料理ブースを出店。麻婆丼や餃子、青島ビールなどを提供し、お祭りの賑わいに一役買いました。

23rd Studioは中華料理を出店で提供。多くの方に食べていただけました!

地元の皆が心待ちにしたお祭りに朝から賑わう境内。

午前10時30分に実行委員長の挨拶によってスタートした末広まつり。すでにこの時間で多くの人が集まり、3年ぶりのお祭りを心待ちにしていたことがうかがえます。

実行委員長による開会挨拶。

 

つづいてステージでは、いばらき大使としてテレビやラジオで活躍する安達勇人さんのライブがスタート。さすがのパフォーマンスで会場は大いに盛り上がりをみせ、ステージアクトとしてだけではなく、お祭り自体に素晴らしい勢いをもたらしたように感じました。

その後もライブをはじめ浴衣コンテストや吉原殿中早食い大会などのイベントが次々とおこなわれ、来場者を楽しませていました。

会場が一体となって盛り上がった安達勇人さんのライブ。

 

そして日も落ちた頃、勇壮なお神輿が巡ると境内の熱気は最高潮に。
その勢いと迫力は見る人すべてを釘付けにしているようでした。
初めて末広まつりに参加したという市内在住の女性は「こんなにすごい盛り上がるお祭りだとは知らなかったです。ぜひ来年も来たいです」と語っていました。

23RD studioビルの前を進むお神輿の一群。熱気は最高潮!

さらに盛り上がるお祭りへ、さらに盛り上がる町へ

黄磊代表は「多くの人に喜んでもらえてよかった」と安堵する一方、来年の目標も思いを巡らせます。

「会場で地元在住の外国人の方の姿を何人か見かけましたが、来年はもっと多く来てほしいなと思っています。多くの留学生がいる茨城大学はすぐ近くですし。末広まつりの雰囲気もロケーションも、それにカッコイイお神輿も、どれをとっても素晴らしい日本文化に触れることができます。来年はぜひそうした交流のシーンがより多く生まれるような仕掛けも考えたいですね」

半世紀前、今では想像できないほどの規模で賑わっていたという「さんやさん」の夏祭り。地元の有志達の努力により復活したお祭りは、高齢化やコロナ禍を乗り越え、かつての賑わい以上の盛り上がりを生み出すべく、さらに進化しようとしています。

高橋靖水戸市長も駆けつけ、末広まつりへ想いのこもったメッセージをいただきました。

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