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LET'S GO BY BICYCLE!【vol.10 自転車がくれた贈り物】

本記事は、水戸商工会議所にてサイクルツーリズムを推進し、自身も屈指のサイクリストである古山さんと”自転車愛”で繋がった仲間達によるリレーコラムです!!
今回の担当は、フリーアナウンサーでラジオパーソナリティの木村さおりさんの登場です!

自転車が相棒のようだった学生時代

高校時代は3年間自転車通学でした。実家は小高い丘の上にあり、行きは急な坂道を颯爽と下り、帰りは急な坂道をひたすら上る…そんな毎日を送っていました。「必ず坂を登り切る!」と誓いを立てて。
思えば当時の私にとって、自転車は相棒のような存在。部活で疲れていても、自転車の風が心地よく気持ちがすーっと晴れやかになり、明日の活力に繋がっていました。

仕事を通して再び出会った自転車

自転車との再会は、今から4年前のこと。茨城県のサイクリング事業のイベントで司会を何度かさせていただく中で、また乗りたい!という気持ちがうずうずと湧いてきました。
まずはレンタサイクリストとして活動を開始。石岡市の恋瀬川サイクリングロードを走る「石岡の歴史散策ライド」、茨城と福島の県境を走る「ブナ林ライド」、那珂市~常陸太田を巡る「佐竹城跡ライド」や、筑西市の城跡を巡って真岡市で美味しい餃子を満喫する「筑西の城跡~真岡ライド」など、様々なライドに参加しました。

自転車だからこそ─大きな気付きと感動

久しぶりに乗った自転車で一番感動したのは「風の音が聞こえる」こと。

走っていると、風の音が変化する瞬間があります。その一瞬がとても好きです。

そして季節ごとに違う「風の匂い」。

車では決して気付くことがなかった、五感をくすぐる体験です。
ラジオの仕事をしている自分にとって、この気付きは大きな糧になりました。

自転車がくれた大切な仲間

現在は、筑波山麓を拠点にライド企画を実施している、筑波山麓情報局(チーム36)のツアーに参加することで、自転車仲間が増えました。
また、LuckyFM茨城放送の自転車企画「いばチャリ」にゲストライダーとして参加するなど、充実した自転車ライフを送っています。

今年の春、マイバイクを購入しました。
五感で感じるサイクリングを、素敵なライド仲間と一緒にこれからも楽しんでいきたい。
かつての相棒だった自転車がくれた、大切な贈り物です。

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