吐く息も白くなり、長指グローブが活躍する本格的な冬がやってきました。
寒い時期はついつい出不精になり、ペダルから足が遠のく方もいらっしゃるかと思います。
今回は冬ライドならでは「初日の出を見に行こう」をテーマに水戸近辺のおすすめサイクリングスポットと初日の出ライドにいくための準備をご紹介します。
県内の初日の出スポット(自転車で行きやすい場所)
初日の出を見るためには海か山が定番です。
海側は比較的たくさんスポットがあり、県北は五浦海岸から日立港、阿字ヶ浦海岸、鹿島港など沿岸部はいずれも初日の出スポットですね。
特に人気のスポットは大洗海岸の磯前神社。岩礁の鳥居にかかる初日の出を見ようと多くの人でにぎわいます。
一方、山は周囲の景色とスポットまでの路面など、好条件のスポットは海岸ほど多くはないですが、筑波山やあたご山(笠間)など、標高が高くなくても周りに高い建物がなければきれいな初日の出が見られます。また霞ヶ浦や涸沼など湖で見る初日の出もいいですね。
では実際に初日の出ライドのための準備に移りましょう。
その①「計画的なスケジュールと慣れた道」
初日の出は午前6時半頃です。スポットまで行くためには暗いうちから走りださなくてはいけません。
夜道でも迷わないように余裕をもったスケジュールとよく知っているコースを選びましょう。
その②「防寒着は薄手を重ね着」
寒いからといって厚手のダウンジャケットでサイクリングする人を見かけますが、走り出すと暑くなり、たくさん汗をかいてしまい逆に冷えてしまうケースがあります。
冬場のサイクリングは高機能なアンダーウェアに起毛のあるジャージ、その上に防風性のウインドブレーカーを重ね着することで発汗と体温調整がしやすい服装を心がけましょう。
なお量販店のヒート系インナーは汗が乾きにくいためサイクリング中の服装には適さない場合がありますのでご注意ください。
また、手や足先、首元は熱が逃げやすい場所です。防風グローブやシューズカバーでしっかりガードしましょう。
その③「休憩場所をよく確認」
初日の出を見るためにはスポットによってはしばらく停車していることがあります。実はその時間帯が一番辛いんですよね。
冷えた体を少しでも温めるために、室内の休憩場所や暖かいものが食べられるところを調べておきましょう。
それでは2021年も残りわずかですが、皆さま健康に気を付けてよいお年をお迎えください。