現在、LI事業部ではコロナ禍で中断していた留学生支援事業を再開中。4月4日にはひたちなか市で企業見学を実施しました。
さらに4月27日、はやくも第2弾を笠間市で開催!! 一般社団法人笠間観光協会 笠間発見ツアーズ共催、茨城大学後援のもと、三栄製作所への見学とサイクリングによる観光モニターを実施。そのときの様子をレポートします。
元留学生も大活躍している三栄製作所
今回の見学先は三栄製作所です。エレベーターや小荷物専用昇降機などに使われる巻上機の製造や販売を手掛けています。天津に現地法人があり、元留学生の先輩社員もがんばっています。
みんなで本社にお伺いすると、南雲京子会長、金田光弘社長が出迎えてくれました。ちなみに金田社長は今年1月に社長に就任したばかりで、しかも長いこと中国の現地法人にいたとのこと。そのため、中国人留学生たちにとても親近感を感じていました。「火鍋、蘭州ラーメン、羊の串焼き(羊肉串)・・・。あぁ中国の食べ物が懐かしいですよ」とおっしゃっていました(笑)。
事業説明のため、「日本工場50周年、天津工場20周年」を迎えたときの記念誌が配布されました。実はこれLI編集部が制作を担当させていただいたものです。
エレベーター関連の部品は韓国、台湾、マレーシアなどに輸出されていると紹介され、同社がグローバルに展開していることを知りました。
本社工場にて製造現場を見学した後は、天津法人にいる王翠さんがオンラインにて説明会に参加。王翠さんは以前LIインタビューに登場。熱心な仕事ぶりが認められ、天津法人のマネージャーに抜擢された方です。
王翠さんが熱心に自社の事業内容とPRポイントを紹介。仕事と会社のことをとても大事にしていることが伝わってきました。元留学生の活躍を知ると嬉しくなりますね。最後は記念撮影。とても勉強になりました!
サイクリングで笠間観光はもっと楽しく!
企業見学の後は友部駅に移動し、観光モニターをスタート。ここからの移動手段は自転車です。自転車は免許もいらず発着時間にもとらわれず、さらに移動範囲が拡大することから、インバウンド観光客への利用も期待されています。今回はその体験調査というわけです。
この日は好天に恵まれ絶好のサイクリング日和。そして、早速ランチから笠間の魅力を堪能。
森のレストランMonomifa-external-linkで、地場の食材を活かした絶品ランチをいただきました。
ランチの後は、「笠間つつじまつり」が開催中の笠間つつじ公園へ。つつじは目を見張るような美しさで咲き誇っていました。
もちろん笠間を代表する名所 笠間稲荷神社は欠かせません。自転車をこいで神社に到着です。笠間ふるさと案内人の小坂浩さんが中国語を交えて神社の説明をしてくれました。最後は笠間観光協会の本間敬会長が留学生たちに挨拶し、本日の行程を終えました。
では、参加した留学生は何を感じたでしょうか。茨城大学理学部の羅瑞滢さんは、「就職活動をする際、大手企業ばかりに目を向けていましたが、今回の企業見学を通して中堅企業やベンチャー企業が社員に注いでいる愛情を感じました。会長、社長と社員の距離も近くて、まるで大家族のようです。新しい選択肢が増えたことは大きな発見でした」と述べています。
今後も茨城企業の良さ、観光の魅力をより多くの留学生、中華圏の方々に知ってもらうよう努めていきます。また、留学生向けに見学やインターンを実施したい企業の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。