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【元留学生・現LEIDEAS代表黄磊のコラム】2年間を振り返る。
当社はこのコンテナ事務所から始まった!!
コラム名の「風月同天」とは…
唐から日本に渡った鑑真和上の言葉で、「離れていても繋がっている」の意味。コロナ禍初期に中国SNSで大きな話題になり、「中国と日本ともに頑張ろう!」というメッセージになった。
コロナ禍も落ち着きつつあり、世の中の経済活動も徐々に回復しているようです。この好機に今号から新コーナーを始めます。
LIのこと、23RD studioとCC Programのこと、スポーツインバウンドのことなどを総合的にお伝えしていきます。
【今月のテーマ】2年間を振り返る。LI創刊について。

LIについて

2019年10月に株式会社LEIDEASを立ち上げました。
ところが、その矢先にコロナ禍が起こり、茨城と母国(中国)を繋ごうとした事業計画はすべてパーとなってしまいました。
売上ゼロの月も続き、いきなり大きな試練に直面しました。
そんな厳しい状況でしたが、仲間と一緒に、まずは茨城で頑張っている中国人留学生&社会人、彼らを採用している企業を取り上げて、普段知られていない物語を伝えようと考えました。それが本誌『LI -エルアイ-』です。故郷の遼寧省(Liaoning)と第二の故郷 茨城県(Ibaraki)への敬意から名付けました。仲間とスポンサー企業に支えられ、すでに13か月も制作してきました。ここまでやって来たことに自分が一番びっくりしています。

LIスポンサー第1号になってくれたサザコーヒーの鈴木会長

空ビルをリノベーション!

今年に入り、関川畳商店の関川社長のご縁で松本さんと出会い、その志を受け継いで松本町にある空ビルを再生することになりました。それが現在の23RD studioです。
4月から大子町の建築家 中村聖さんを中心にリノベーションを進め、3か月が経とうとしています。DIY企画とセミナーを数回に渡って実施。また協力業者なども含め、100名以上の方々に助けられ、ようやく2階部分で行う「CC Program
(クリエイティブ・キャリア・プログラム)」の事業展開が見えてきました。

桂岸寺仁王門を背景に松本さんと

新たに感じた母国との縁

先日、お世話になっているキクチカメラの菊地社長に地元(松本町生まれ育ち)をご案内していただきました。
ご挨拶も兼ねて近所の方々と交流していたら、近所の祇園寺を知りました。明末清初に中国から渡来した心越によって開かれたお寺とのこと。母国との縁を感じて嬉しくなりました。

同時に、今までやってきた留学生キャリア(就職・起業)支援、メディア発信事業(情報誌LI)、人材育成事業など、すべての業務がこの23RD studioに集約して、大きな化学反応を起こせそうでとてもワクワクしています。そして自治体、企業、学校法人、地域の方々とも連携を図り、地域の国際化や活性化を促進していきます。

CC Programのプレオープンイベントに多くの人が集まった

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