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【特集インタビュー・安達勇人】ファンが誇れる自分になる。

声優・俳優・アーティスト、いばらき大使  安達勇人

芸能人としての魅力の奥にある“天性”

「声優・俳優・アーティスト、いばらき大使の安達勇人と申します。よろしくお願いします!」
爽やかな笑顔に優しい雰囲気。
ついつい惹きつけられる。話に引き込まれる。彼が笑えばこちらも笑ってしまう。

芸能人として生きている、ある種「選ばれた」人間というのは概してそのような魅力を備えているもの。安達さんにもそのような「天性」がある、というのはきっと彼と少しでも会話をすれば誰しもが感じることでしょう。
ただ、安達さんをそんないわゆる“芸能人”なのだと納得してしまうだけでは、彼の本当の「天性」を表しきれません。
では本当の魅力、本当の彼の役割とは一体何でしょうか?

“安達勇人を知っている”そう誇ってもらえるように

芸能事務所に18歳でスカウトされて以来、東京を中心に雑誌・テレビ・舞台と様々なフィールドで活躍してきた安達さんが、茨城県笠間市に会社を設立したのは事情を知らない人からしてみれば意外なことでした。

「僕が芸能活動をはじめた頃、笠間市の観光大使にしていただきました。まだファンも全然いなかった頃なのに、市長をはじめ笠間市の皆さん全員が一人前のタレントのように可愛がってくれたんです。その時に『絶対将来、笠間の人たちが喜んでくれるような、笠間から茨城や全国を盛り上げられる存在になる』と誓いました」

この笠間でのお仕事をきっかけに、安達さんの本当の意味での芸能活動がはじまったのかもしれません。
現に将来の目標を安達さんは常々こう表現します。

「ファンの皆さんが“安達勇人を知っている”ということを誇ってもらえるような存在になりたい」

今まで自分のことを支えてくれた全ての人に何か恩返しをしたい。
そこに「有名人になりたい、お金持ちになりたい」という浅薄な名誉欲はありません。いわゆる“ただの芸能人”なら名誉欲が満たされた時にその情熱は冷めてしまいます。ですが安達さんの目標はある意味ゴールがありません。人生そのものとも言える目標です。

例えば、北海道のローカルタレントの一人だった大泉洋さんが東京に進出し、その才能に「彼は何者だ」と世間が騒ぎ始めた頃、「彼はもともと北海道でね…」と語ることができたファンの心に去来した思い出と満足感を想像してみてください。
あの頃行った小さなイベント、あの頃買った一枚のCD。思い出のすべてが何倍もの価値をもって再び輝くような体験…。
そんな喜びを届けられるよう、冷めることのない情熱を胸に安達さんは全力で活動しているように思えます。

「コロナ禍の中、国内ではインターネットでライブやトークの生配信をはじめました。なかなか現地に行けないのに、日本のファンの方はもちろん、海外のファンの方もウェブを通してコメントを書き込んでくれます。ずっと僕のことを忘れないでいてくれて。なのでこれからは海外にも、まずは中国のファンの方に向けて喜马拉雅(シマラヤ)や抖音(ドウイン)※ でコンテンツの配信をはじめます」

※喜马拉雅、抖音…中国だけで4~6億人のユーザーを要する音声配信及びショートビデオプラットフォーム。抖音はTikTokの名称で世界中で利用されている。

笠間から全国、海外へ。きっかけを創造する力。

2016年の上海ライブを皮切りに、たびたび海外ツアーを開催している安達さんだからこそ、海外のファンの方への想いも強く持っています。

「あの時はパスポートをなくして、一回空港まで着いたのに僕だけ日本戻ったりとか、あと飛行機に乗り遅れて上海の空港に泊まったり(笑)。いろいろ思い出はありますが、中国のファンの皆様に初めてお会いした時にみんな感動して泣いてくれたことは、本当に強く印象に残っていて。現地になかなかいけない今だからこそ、何かつながっていきたいなというのがありますね」

自分の役割を「僕にしかできないことをすること」と安達さんは言います。
それは言い換えれば「安達勇人だから生み出せるきっかけ」を発信することなのかもしれません。
笠間の皆さんは安達さんの活動への協力を通して新しいイベントやビジネスに挑戦する。芸能活動を通して安達さんを知ったファンの皆さんは、笠間や中国に触れる。安達さんと縁を持ったすべての人が、新しい何かとつながっています。

ビジネスのきっかけ、茨城を知るきっかけ、ファンがつながるきっかけ、新しい世界を知るきっかけ…。
きっかけをもらった町・笠間から、安達さんは今日も誰かの新しいきっかけを生み出すための挑戦を続けています。

自分にしかできないことをする、ファンが誇れる自分になるために。

DATA

安達 勇人(あだち ゆうと)
声優・俳優・アーティスト・いばらき大使。笠間特別観光大使。
株式会社ADACHI HOUSE代表。歌手として国内外問わず精力的なライブ活動をおこなう一方、AYHファッション、カフェ、農園などのプロデュースを展開。2018年からは毎年茨城県の町おこし音楽フェス「ADACHIHOUSE FESTIVAL」など、数々のイベントを茨城県を中心に開催している。最新の情報はHPをチェック!!
https://adachiyuto.com/

安達君と一緒に笠間を豊かにしたい

有限会社きらら館 代表取締役 岡部雄一さん

すごいイイ男だなと思ってファンになりました(笑)!
何をするにしてもアツいし、気持ちがいい男。
私は商売人なので、商売を通して安達君の良さを一緒に発揮したいです。
安達君にやってもらいたいというよりは、安達君と一緒に。AYHの服もそうだし、安達君がやりたい商売を僕も一緒に応援しながらやりたい。彼がのびのびとやれるのが一番いいなと思いますから。そうするることで彼が有名にしたいものも広りますよね。それが僕にとっても幸せです。
安達君と一緒に経済で笠間を豊かにしたいですね。
僕もそうしたい。きっと安達君もそう思ってくれているんじゃないかな。

 

SHOP DATA

森パングリル244
〒309-1611 茨城県笠間市笠間

営業時間/11:00~14:00
営業日/金・土・日・月
きらら館代表であり、森の石窯パン屋さんを経営する岡部さんが、「本気のハンバーガー」を提供するために昨年オープンしたお店です。メニューはいずれも絶品のハンバーガー3種(各1,000円)。味も、ボリュームも間違いなくお値段以上の驚きと感動があります!売り切れ次第営業終了なのでお早めにどうぞ!
「ちなみにメニュー写真のハンバーガーを持ってる手は僕です(笑)」(安達さん)
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