こんにちはLI東京支局です。
弊社が開設準備を進めている23RD studio(水戸市松本町)にて、5月14日午前に「中国版SNS勉強会」、午後に「ベンチ作りワークショップ」が開催されました。
本記事では「中国版SNS勉強会」の様子についてお知らせします。
急成長する中国SNSについてもっと知りたい
まず、最初にこちらの写真をご覧ください。
これはインターネットプラットフォーム(SNS、動画サイト、ECサイトなど)の総ユーザー数を表しています。世界一はByteDance(中国 北京市)が運営するTikTokと抖音(ドウイン、中国本家版TikTok)で26億人のユーザー数でした。
確かに日本でもTikTokの勢いは目を見張るものがあります。加えて、中国で抖音はビジネスからエンタメ、政府広報に至るまで幅広く利用されており、もはや中国人の生活に完全に浸透しました。
これまでLIでも、抖音の解説や人気動画の紹介を行ってきました。
以上のことから、対中ビジネスにおける広報・PR活動において、抖音は必要不可欠というのがわかります。
ただ、以前もお伝えしましたが、中国本土がメインのプラットフォームのため、日本人が参入するのはかなりハードルが高いです。
それならLIが架け橋のような役割を担えるのではないか。
そのためにはどうすればいいか。
そんなことから「中国版SNS勉強会」が動き出したのです。
講師を招いて、気軽に抖音についてトーク
ここは23RD studioの3階。動画撮影スタジオになる予定のスペース。日当たり良好で、窓からは二十三夜尊 桂岸寺、保和苑も見渡せる絶好のロケーションです。
カメラ、照明、マイクといった撮影機材も中国から輸入し、準備を進めています。
日本ではほとんど知られていませんが、動画文化が急成長している中国では最新鋭の撮影機材が多数販売されています。
この日は約10名が勉強会に参加。参加者のほとんどが中国人だったので、みんな抖音をよく見ています。ただ、本格的に投稿している人は少数。
実際に投稿するとしたら、どうしたらいいのか。どんなテーマが人気になるのか。わからないことだらけという感じでした。
そんな勉強会の講師として適任者がいました。4月にサザコーヒーに入社したばかりの李寅初さんです。
こちらのインタビューでも触れている通り、日本のサブカルチャーが好きな李さんは、日本を紹介する動画を投稿しています。
その知見が買われて、サザコーヒーでも動画プロモーションを担当しています。
今回の勉強会でも、中国SNSの基礎から最近のトレンドまで、色々なことを教えてくれました。
心強い講師を前に、参加者たちは気軽に抖音についてトークを開始。
まずは、どんな動画を撮ればいいか。
茨城県の観光スポットを紹介。
日本で起業した中国人経営者の話。
日本企業の特徴を紹介などなど、色々なアイデアが出ました。
さらに、どんなスタイルで伝えた方がいいのか。
登場人物を設定し、ショートドラマのように制作する?
いや、そんな役者のようなことできない。
でも、やったら面白いので、バズる可能性があるぞ!と議論白熱。
そして、今後も定期的に勉強会を開催することを決めて、第1回目は終了。
もし「中国SNSに興味があるので参加したい!」という方は、お気軽にご連絡ください。
現時点で日本ではほとんど情報がなく、困っている人も多いでしょう。ただ、中国人に聞きながら実際にやってみると、簡単に解決することも多いです。
勉強会がそんな風に役立つ場所になれば幸いです。