4月23日(日)、第2回「FLEAI MARKET」が開催されました。出店者は前回と比べて大幅アップ。飲食ブースや体験コーナーに加え、音楽演奏まで行われ、二十三夜尊の門前町が往時を彷彿とさせる賑やかさを見せました。
子供から大人まで、みんなが感動体験!!
飲食ブースから立ち込める美味しそうなにおい! 着ぐるみを着て恐竜に変身した子供たち!! アート作品制作からセルフ写真撮影などまで数多くの体験コーナー!!!
会場に溢れる新鮮なものを求めて、子供から大人までが楽しそうに目を輝かせていたのが印象的でした。
参加者みんなが当事者!
とても楽しそうな雰囲気の「FLEAI MARKET」ですが、単なるイベントではありません。
「23RD CREATIVE TOWN構想」に基づいて行われている社会実験のひとつで、それぞれが持つ問題意識や夢、目標などを町を巻き込んで達成させていこうというものです。この構想については、先月23日に事業発表会を行ったばかりでした。
例えば、中国出身の呉金麗さんは徳川光圀と中国から渡来した朱舜水と心越の交流にちなみ、中国人だからこそできる水戸の賑わいづくりをしたいと考え、中華バー「木蘭酒家」を企画。5月23日についにオープンします。
その他、晴れ晴れファームは『小さくて楽しい農園』をコンセプトに、旬の野菜を出荷するだけでなく、農業体験や交流イベントにも力を入れています。このように一過性のイベントで終わらず、継続的に町づくりに関わっていく想いが共通してあります。
グローバルな人材交流も大きなテーマのひとつです。今回の「FLEAI MARKET」でも日本、中国、タイ、カンボジア、カナダの人々が出店し国際屋台村を形成しました。加えて、普段の23RD studioにはアメリカ、マレーシア、シンガポール、ベトナムなどの人材も出入りしています。彼ら彼女たちのアイデアやエネルギーが、従来の常識にとらわれない賑わいづくりに生かされています。
加えて、大事なテーマが産学連携です。これまで23RD studioでは茨城大学との連携事業も多数行ってきました。そんな中、「FLEAI MARKET」に茨城大学中南米音楽研究会とImpressive Voiceが演奏しに来てくれました。今後も若い学生のパワー、教授陣のインテリジェンスを町の活性化に結び付けていきたいです。
「FLEAI MARKET」いかがだったでしょうか? 会場に来て新しい発見をするも良し、出店するも良し、交流を深めるも良し。色んな楽しみ方ができます。様々な人たちの想いが町に賑わいをつくると信じて、「FLEAI MARKET」は今後も定期的に開催していきます。