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「23RD CREATIVE TOWN構想発表会」が開催!!

まさに「23」ずくめ。3月23日、二十三夜尊桂岸寺前にある23RD studio3階にて、
「23RD CREATIVE TOWN構想発表会」が開催されました。

少しずつ動き出した二十三夜尊周辺の町

廃ビルを地域の皆さんとともにDIYして2022年8月より23RD studioとしてリノベーションしてから半年以上が経過。ここを舞台に社会人向けキャリアスクール「CC PROGRAM」「亲子学堂(親子中国語教室)」、FLEAI MARKETなどが矢継ぎ早に立ち上がり、多くの人が往来するようになりました。まずは無事にテイクオフできたことに大きな意義があると思います。

そして、動きは第2フェーズへと移行します。まずは、この半年間で起こった変化や気付き、未解決の課題などをこの場で発表。さらに次はもっと町を巻き込んでいこう! そのために私はこれをやりたい! そうした想いを各プレイヤーが発表しました。ちなみに、以下が登壇したプレイヤーたちです。

発表会にはなんと90名以上が参集! (株)LEIDEAS 代表取締役の黄磊(写真左)が主催者挨拶を述べた。

 

行動していたら、自然に意識が変わっていた

新妻幹生氏と早稲田隆司氏は本業のかたわらでCC PROGRAMの事務局を担当していましたが、なんと仕事を辞めて二人で合同会社イナヅマを設立し、水戸に引越してきました。新妻氏は「受講生たちのキャリア支援を行っていたら、いつのまにか自分たちが大きく影響を受けていた。人づくり、町づくりってこういうことなのかと実感できた。独立後も『CC PROGRAM 2.0』と称してキャリア支援を続けながら、行動範囲を町全体に広げるお手伝いをしていく」と発表しました。

キャリア10年以上のトップYouTuber、Ryu氏も登壇。「フォロワーは180万人に成長し、その多くが海外の方たちです。私自身マレーシア出身なので、すごい国際人、グローバルな人と思われることが多いです。でも実際のところ、私にはご近所に知り合いはいないし、町に交流の輪があるわけでもない。こんなんで国際人なんて言っちゃっていいのかな? と常々感じていました。私も次のフェーズでは、もっと町の動きに関わりながら事業を展開していきたい」と語りました。

その他のプレイヤーたちも、町が抱えている課題にどう対応していくかを発表。聞いているだけでワクワクしてしまう、そんな発表ばかりでした。

左から合同会社イナヅマの早稲田氏、新妻氏。RyuuuTVのRyu氏。

町に新たにともる木蘭酒家の灯火

「23RD CREATIVE TOWN構想」に意欲を燃やしているのは、登壇したプレイヤーたちだけではありません。この日のコラボ弁当を作ったもつ焼き長兵衛栄町店と木蘭酒家も、食の力で町を盛り上げようとしている人たちです。

長兵衛たれをかけた常陸牛、食べ応えのある中華惣菜はどれも絶品。

 

木蘭酒家は5月23日、23RD studioのすぐ近くに新規オープンする中華バー。事業マネージャーの呉金麗(下写真右)は、「かつて水戸藩主の徳川光圀公は、明末清初に中国から渡来した朱舜水心越と深い交流を重ねていたと聞きました。このエピソードを知ったとき中国人の私だからこそ、この水戸の地で新しいことに挑戦したい!と思いました。私も大好きな餃子や中国の銘酒をご用意して、皆様をお待ちしています」と意気込みを述べました。

もつ焼き長兵衛栄町店さんと木蘭酒家事業マネージャーの呉金麗(右)

 

二十三夜尊周辺は昭和の頃まで人通りの絶えない賑やかな町でしたが、現在は商店も数えるほどで寂しくなっています。そこに新たにともる木蘭酒家の灯火。色々な国の人たちが気軽に集い、賑わいが町全体に波及すればとても素敵なことです。動き出した「23RD CREATIVE TOWN構想」はどこまで広がるのか? 今からワクワクが止まりません!!

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