メガン・メンドーザと申します。
Bunka Buddy(ブンカバディ)という外国人サポート事業を運営しています(ご存じない方のために、以前LIでも紹介されました)。
このコラムではBunka Buddyのお客様の経験や、日本に在住している外国人に影響を与える問題、外国のトリビアなどについてお話します。
3月は春の始まりであり、変化の時期でした。特に英語教師のアシスタント(ALT=Assistant Language Teacher)にとって非常に重要な時期です。日本に来るALTもいれば、去るALTもいます。
先月は栃木県のクライアントの帰国準備を手伝いました。このクライアントは日本語での日常会話はできましたが、年金と住民税すべての支払い確認と、水道・ガス・電気の契約終了手続きについて非常に悩み、ストレスを感じていました。なぜならそれらの手続きに必要とされる語彙は、日常会話に登場しないものだからです。
手続きを担当する窓口の方が使用する敬語は、外国人にとってほとんどまったく別の言語のように聞こえます。例えば 「恐れ入りますが」「申し訳御座いません」「伺ってもよろしいですか?」。さらに、外国人の名前もなかなか伝わらないことがあります。私の名前も「もみじ」の「M」などと言わなければなりませんでした。
日本人にとっては単純なことかもしれませんが、外国人にとってはほとんど無理な仕事ということはたくさんあります。
数え切れないほどの外国人が、このような苦労に直面しています。
だからこそBunka Buddyは日本に暮らす外国人にとって(ひいては苦労しながら外国人相手の窓口業務を担当してくれる日本の皆さんにとっても)必要な企業なのだと考えています。