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【IBARAKI SPORTS INBOUND】茨城ロボッツ 03
本企画の想い

弊誌『LI(エルアイ)』は中国と茨城のビジネスや日常の相互理解を目指している媒体である。

その目的から配布は日本人だけでなく、県内の大学に在学中の中国人留学生や中国人コミュニティへの配布も行っている。また中国SNSを活用して、中国語で茨城県の魅力を発信することも展開している。

その中で、「スポーツ」という世界共通のわかりやすい文化交流にスポットを当てていくのが本企画である。スポーツを通して、茨城県で暮らす外国人にアプローチし、茨城県内の球団やアスリート、スポーツ施設等の認知度を高めていく。
このことによって新しいファン層を開拓し、同時に日中のスポーツ交流を促進することで、結果としてインバウンドによる地域活性化と国際化を実現していきたい。

アフターコロナを見据えたIBARAKIスポーツインバウンドの可能性

サッカーにおいては世界的な知名度を誇る鹿島アントラーズ、地域に根強いファン層を持つ水戸ホーリーホックがある。
バスケットボールにおいてはB1昇格を果たし勢いのある茨城ロボッツ。また、国技でもある大相撲の領域においても、荒磯部屋(元横綱 稀勢の里)が2022年5月に開設され、IBARAKIスポーツインバウンドの可能性はどんどん広がっている。

一方、中国との直行便を持つ茨城空港があることで、中国と茨城のスポーツ交流は絶好の条件が揃っていると言える。観戦だけではなく、球団と球団の練習試合、学校同士による子供の国際交流イベント等、様々なチャレンジができたら幸いである。
そして、アマチュアからプロスポーツに至るまで、『LI』独自の視点でIBARAKIスポーツの情報を発信していく。

今回は実際にロボッツの試合を観戦した留学生の感想をご紹介します

私たちLIは定期的に、スポーツを通した交流の一環として、留学生を茨城ロボッツのホームゲーム観戦に招待しています。今回は実際に観戦した感想を留学生からいただいたのでその一部を紹介いたします!

強い茨城ロボッツを目指してGO!GO!ROBOTS!
荊晓天さん(けい ぎょうてん)

筑波大学中国留学生学友会の荊です。
今回は茨城ロボッツの現場観戦に招待して頂き、ブースターとして確実な第一歩を踏みました!

茨城ロボッツは今年初めてB1に昇格したと聞いて、日本最強の舞台に登場することは「茨城県民」としても光栄と思っている。
一方、新たな環境に適応できるかどうか、ロボッツにとっては挑戦にもなる。前日に遥天翼選手のインタビューを見たところ、相手がオフェンシブなチームとして攻守転換が速いという点があるので、素晴らしいゲームになると期待していた。

やはり試合早々、両方の選手たちが激しい攻防戦を展開し、まだ第1Qなのに、島根スサノオマジックがフルコートプレスの戦略に驚いた。でもさすがプロ、ロボッツも迅速に相手のプレスに調整し、巧みなパスをしながら攻撃を整えた。

中国語には「胜败乃兵家常事」という言葉がある。「この世に常勝の軍事家などあり得ない、失敗を避けられないこともある」の意味です。
これからも挫けず、ゲームで明らかになった問題を研究し、さらに強い茨城ロボッツを目指してほしい!GO!GO!ROBOTS!

筑波大学中国留学生学友会(CAA)の皆さんとLIメンバー。頑張れロボッツ!!

選手たちのエネルギーと熱意に感銘を受けた!!
张丽蓉さん(ちょう れいよう)

筑波大学中国留学生学友会のメンバーとして、茨城ロボッツの試合を観戦するよう招待されたことは、とても光栄なことでした。
ロボッツが西地区の強豪チームに挑戦している姿を見て、選手たちのエネルギーと熱意に感銘を受け、さらにバスケットに熱中しました。

一方で、B1に昇格したばかりのチームであるため、経験豊富な相手と比べて戦力に差があることも事実です。
例えば、相手の戦術に対する合理的な対応ができていなかったり、自分の攻撃の決め手が足りなかったり。
ロボッツはこの経験から学び、これからも頑張ってほしいと思います。

(続く)

会場の演出はさながらクラブや音楽ライブのようで大盛り上がり!

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