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フルサトーク -故郷話-【01】大連について

「大連は美人が多い」!? 大連と日本の密接な関係。

大連でおこなわれた展示会。茨城県と連携して参加したブースの前で。

 

母国中国の経済発展は著しく、この17年間帰国するたびそれを目の当たりにしてきました。
仕事柄、日本の友人やビジネスパートナーにそんな中国の発展や変化を紹介する機会は多いですが、そもそも日本の皆さんが戸惑うのは、経済成長よりも中国という国のあまりにもな広さです。
ここだけの話、私自身も戸惑うこともあるのですが(笑)。

なので、まずは中国全体ではなく、私の出身地である遼寧省の話をしましょう。
私は黒山という中国東北部にある小さな町出身なのですが、残念ながら誰も知らないので、よく「大連や瀋陽の近くだよ」と答えます。

大連、この名前は皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?

大連駅前の風景。大連駅の駅舎は上野駅をモデルにしたとも言われる。

 

「大連は美人が多い」という日本人は意外と多くて、よくネットの「中国美女出身地ランキング」などで上位にランクインしているからでしょうか(笑)。
ですが、大連と日本が大規模かつ密接な関係であることを知る日本人は意外と少ないです。
大連市は遼寧省のGDPの約1/3を占める中国東北部最大の工業都市であり、進出している日系企業数は世界3位。また中国東北三省の有名大学が集まる学問の都で、日本語学習者や留学生も多い。最近では「新日本工業団地」や「対日自由貿易試験区」といった新たな計画も打ち出されるなど、大連市政府も特に対日経済活動への期待を高めているのです。

コロナ禍以前は、年に1~2回日本の企業・友人を連れて大連の視察や展示会に参加していました。いつも「料理が美味しく、人も良い」と満足してくれます。早くまた日本の皆さんを大連にお連れしたいですね。

美人も多いし、ね!

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