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茨城×中国INTERVIEW #12【安安乡在下 / みゃみゃ さん】

INTERVIEW │ 抖音勉強会メンバー 安安乡在下 / みゃみゃ さん(会社員・主婦)

安安乡在下 / みゃみゃ さん

- 23rd Studioでは毎週土曜日に中国版TikTokである抖音の勉強会が開催されています。実際に参加してみていかがですか?
最初は何の集まりだか分からずに参加しましたけど、とても面白いですね。今は「クリエイティブだった頃の自分を取り戻そう」って気持ち(笑)。
日本に来た頃は秋葉原とかよく行ってたんですよ。ゲームやったり、メイドの服買ったりとか。最初はめっちゃ楽しかったのですが、この趣味はお金がかかる(笑)。結局バイトと勉強で精一杯で、当初の情熱はいつの間にか全然なくなっちゃってましたけどね。

- 日本のサブカルチャーが好きだったんですね。
小さい頃からアニメが好きで、一番最初に好きになったのが『カードキャプターさくら』。それから『名探偵コナン』とか『ワンピース』『HUNTER×HUNTER』とかそういうのめっちゃ好きで。もう本当に秋葉原を侵略するぐらいのつもりだった(笑)。

- それが日本へ興味をもった最初のきっかけに。
そう、だから中国の大学では日本語専攻だったんです。でも当時は留学のことなんて考えてもいなかった。だけど、ある日同じ寮の友達から「私日本に留学するから」って言われて。“ああ、そういう手もあるのか”と気付いたら、すぐ家族に相談して、猛反対されました。まだ大学入って半年ぐらいだったし(笑)。でもお母さんだけは応援してくれて、結局大学を中退して留学することになりました。
その頃、ちょうど父の友人と水戸国際日本語学校の校長が知り合いだったこともあって、水戸にやってきました。
- お上手な日本語がとても親しみある茨城弁なのはそれが原因?
私自身はそう思いませんが、よく言われます。そんなにですかね?(笑)
東京で就活したときは、「ご出身は東北ですか」って言われたこともありますよ。中国人でも茨城県民でもないっていう。イントネーションが上がってるような感じ? いまだに自分ではよく分からないです(笑)。
もともとの経緯から、日本語の基礎はある状態で日本にきました。
文法も分かっていたつもりだったし、「私は日本語めっちゃ喋れる」ぐらいのつもりだったんですが、はじめての買い物のレジでパニック。「サンゼンロッピャクハチジュウエンです」って言われてもう全然分かんなかったです(笑)。その後は周囲に日本人しかいない環境に身を置いて勉強しました。入学した常磐大学にも当時ほぼ留学生がいないし、バイト先も中国人は私だけ。友達はみんな日本人という環境。
- 大学卒業後、就職希望先も茨城だったのでしょうか。
東京で内定をもらい、「東京で働くのかあ。電車嫌だなあ」なんて思っていた頃、黄磊さん(※注:LI発行人)が当時主催していた「留学生ドラフト会議」に誘ってもらいました。「茨城県にも外国人が欲しい企業がいっぱいあるんだ」と驚きましたね。そこでめっちゃ良いスピーチしている社長がいて、縁あってその会社に就職できました。
おかげで茨城にずっといられたし、いろんな仕事を覚えられました。その職場で夫にも出会えたし、今思うとなんだかすごく運命的ですよね。
- 抖音で動画投稿もされていますが、そこでの目標はありますか?
お金持ちになること(笑)! 中国人的には抖音は稼ぐためのステージという認識。日本のTikTokもじきにそうなるのかな。
だから今の早い段階で、効果的にTikTokに取り組んでいる日本の人たちは本当に素晴らしいって思いますね。今投稿しているのは、家族との日常的な動画です。でも勉強会を踏まえて、内容を変えていくかも。
お金持ちになったら? もう一つの憧れだった世界旅行の夢を取り戻します(笑)。

安安乡在下 / みゃみゃ さん│水戸市│

可愛い我が子とペットの様子を抖音で毎日更新してるので、興味のある方は是非ご覧ください!
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