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【特集】水戸マニアックスポット!- 松本町 隠れ家的展望台 編 -

こんにちは、『LI-エルアイ-』を発行している株式会社LEIDEAS広報・中国出身のnanaです。

最近、当社は水戸市松本町に引っ越して、本社社屋を「23rd Studio」というクリエイティブ拠点にリノベーションしている真っ最中です。
目の前には二十三夜尊 桂岸寺、保和苑が広がる絶好のロケーション。さすが水戸の有名スポットだけあって、毎日見ても見飽きません。

ですが私たちはそれだけに満足せず、水戸市民でもなかなか知らないマニアックな、それでいてとても魅力的なスポットをどんどん開拓しているのです♪

私は茨城大学の留学生時代を含めて水戸歴6年ほどになりますが、まだまだ知らない場所があっていつも驚かされます。
今回はそんな驚きと感動のマニアックなスポットのひとつを皆様に紹介したいと思います。

│文│nana │構成・写真│編集部

23rd Studio周辺のおすすめマニアックスポット!

オフィスの移転をきっかけに、保和苑の周辺を散歩する機会が増えました。
実際に歩いてみると、車で通るだけでは気づけないことを見つけられますね。あの有名な保和苑ですら"裏口"みたいなルートがあって、最初は探検気分で「不気味な」階段を降りてみたものです。(実はこの"裏口"は保和苑奥のあじさい畑に続く近道だったのです╰(*´`*)╯♡。←自分の中の大発見でした(o^^o))

そしてこの散歩で気になっていたのが「展望台」と書かれた謎の手書き看板。"裏口"の柵やT字路ごとに掲げられており、私はつい誘われるようにその看板の指し示すまま歩を進めました。

そして辿り着いた先には─なんと手作り展望台があったのです!!

手作りの木製展望台は多分あなたが想像するより高いはず!

 

こんなものがあるなんて知らなかった! 一目見て、手作りならではの凄さと独特さに感動しました。
実際に展望台に登ると、那珂川の川辺が見渡せます。満開の菜の花がとても綺麗でした。故郷の懐かしい菜の花畑を思い出しました。

展望台から望むパノラマの解放感!! 左に見える白い壁の建物が五角堂

 

そして、さらに発見! 手作り展望台の隣には「五角堂」という建物までありました。発見してばかりですよ!!(笑)

しかも五角堂も手作りと説明書きがありビックリ。眺めがいいのはもちろん、ヒーターまで置いてありました。
作った人は、何となく優しくて温かい方なんだろうと思いました。室内の資料を拝見するに、展望台と五角堂は「川又さん」という方の手作りのようです。

「男の隠れ家 五角堂」の表札。小さく川又さんのお名前も。

 

さらに2017年には日本テレビ『ぶらり途中下車の旅』で放映されたとのこと(元力士の舞の海さんが訪れたようです。何だかむしろ知る人ぞ知る感が出てきましたね(笑))。

ともかく完全にボランティアで、自分が持っているスキルで、こんな素晴らしい展望台とお部屋を作った川又さんはスゴイ!
機会があれば直接お話を聞きたいです。そのときは皆様にもご紹介しますね。
なお、晴れの日は五角堂は大体開いてると思いますが、雨の日はカギが掛かることがありますのでご注意ください。でも雨天の五角堂もまたステキですよ。

備え付けの椅子もありゆっくり景色を満喫できます

 

偶然見つけた小さな観光スポットですが、私はこの隠れ家的ワクワク感をぜひ誰かと分かち合いたい気持ちになりました。今度は秘密基地観覚で小学生の息子を連れてきたいし、逆に一人になりたいときにもここはいい場所です!

皆さんも「あじさいまつり」で保和苑までいらした際には、ぜひ松本町の”隠れ家”、五角堂・展望台に足を運んでみてください(^_^)♪

※ 五角堂・展望台へ行ってみたい!という方は「水戸 五角堂展望台」で地図等ご検索の上、詳細な場所をお確かめください。
現地にも自動車1台分程度の駐車スペースはありますが、途中の住宅地を通る道が大変狭いため、国道沿いのコインパーキングをご利用の上、徒歩での見学をおすすめいたします。

※ 五角堂・展望台は家主である川又さんの善意で運営されている施設です。マナーを守って観光いただければと思います。
 施設は足元が不安定な場所および一部老朽化している箇所もございますので各自十分ご注意の上、自己責任にてご利用ください。

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